単相マグネシウム固溶体合金を用いた微細粒超塑性におけるしきい応力発現機構の解明

• 研究課題/領域番号: 20760483
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 構造・機能材料
• 研究機関: 地方独立行政法人大阪市立工業研究所
• 研究代表者: 渡辺 博行 地方独立行政法人大阪市立工業研究所, 研究員 (90416339)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2008年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
• キーワード: 超塑性 / マグネシウム

研究概要

超塑性は金属材料などで観察される塑性変形の一種であり、低い荷重の下で大きな均一伸びが得られる。超塑性変形においてしばしば確認されるしきい応力の存在は超塑性成形条件を狭めてしまうため、しきい応力の発現機構を理解し制御できるようになることは材料科学的な関心であるのみならず工業的にも重要な課題であった。本研究では、溶質元素がマグネシウム合金の超塑性しきい応力に及ぼす影響を明らかにした。

研究成果

• [雑誌論文] Threshold Stress for Superplastic Flow in Fine-Grained Dilute Magnesium Alloys (2009)
  • 著者名/発表者名: A. Owashi, H. Watanabe, T. Uesugi, Y. Takigawa, K. Higashi
  • 雑誌名: Proceedings of a Processing and Fabrication of Advanced Materials XVIII ページ: 461-466
• [学会発表] マグネシウム合金の超塑性変形におけるしきい応力のパラメータ依存性 (2009)
  • 著者名/発表者名: 渡辺博行
  • 学会等名: 先進材料の高温強度と組織研究会先進材料の高温強度と組織研究会「平成21年度夏の学校」/超塑性研究会第139回研究会
  • 発表場所: まなびや有馬(兵庫県)
  • 年月日: 2009-08-08
• [学会発表] Threshold stress for superplastic flow in fine-grained magnesium alloys (2009)
  • 著者名/発表者名: 渡辺博行
  • 学会等名: 10th International Conference on Superplasticity in Advanced Materials
  • 発表場所: 米国ワシントン州シアトル
  • 年月日: 2009-07-01
• [学会発表] Threshold stress for superplastic flow in fine-grained magnesium alloys (2009)
  • 著者名/発表者名: 渡辺博行
  • 学会等名: 10th International Conference on Superplasticity in Advanced Materials
  • 発表場所: 米国ワシントン州シアトル(発表確定)
  • 年月日: 2009-07-01