研究課題
若手研究(B)
本研究は、ebony遺伝子というメラニン生合成系酵素をコードする遺伝子の5'領域の変異がその遺伝子の発現量を変化させることによってショウジョウバエの交配相手選好性に直接関与しているかどうかを明らかにするという内容である。ebony遺伝子は、神経系でも発現しており、自然集団内のebony遺伝子5'領域の変異は、表皮細胞での発現量及び脳での発現量を変化させていることが明らかとなった。脳での発現量の変異は交尾行動に影響することも明らかとなり、ebony 遺伝子5'領域の変異が行動の違いと結びついていることを示唆する成果が得られた。
すべて 2011 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 9件) 学会発表 (14件) 図書 (1件) 備考 (2件)
Genetics 186
ページ: 669-676
Genetics
巻: 186 ページ: 669-676
BMC Evol.Biol. 9
ページ: 214-214
Gene 446
ページ: 11-17
Genetics 181
ページ: 1035-1043
総研大ジャーナル No.15
ページ: 11-13
Genes Genet.Syst. 83
ページ: 77-88
10024395628
http://www.nig.ac.jp/section/takano/takano-j.html