研究課題/領域番号 |
20770024
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
植物分子生物・生理学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
GOTO DEREK (GOTO Derek) 北海道大学, 創成研究機構, 特任助教 (40419205)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 植物 / 根 / 栄養応答 / 栄養輸送 |
研究概要 |
本研究の目的は、植物根の硝酸塩レベルによって変化を起こす、新らたな硝酸塩濃度蛍光指示薬を開発するものである。例えば、蛍光タンパク質の発光比率が変化することにより、硝酸レベルは変化する。このように、この指示薬は、二つの蛍光タンパク質間に起こる蛍光共鳴エネルギー転移(FRET)に大きく依存している。Synechcoccus PCC79 24 cyanobacteriumシアノバクテリアは、高親和性硝酸結合タンパク質NrtAを含み、その遺伝子によりコード化されたタンパク質は新指示薬として使用された。NrtAが適切なベクターでクローン化された後、そのクローン化された遺伝子は、CFPとYFPをコード化する遺伝子と融合された。この新たに作られた融合タンパク質で、FRET活動での発現に成功し、CFPが励起した時のみにCFPとYFPの両蛍光タンパク質の発光が見られた。わずかであるが、タンパク質が高濃度硝酸に露光された際、FRET比率でも上昇が見られた。高濃度硝酸比率は低硝酸レベルにおいても発現されるが、その比率は植物に使用するには不十分である。NrtA内の保存残基は同定され、部位特異的変異誘発に使用するために改良された。大きな硝酸反応の結果は得られなかったが、これにより硝酸高初期FRET比率を抑える事に成功した。植物根研究に用いるために、この指示薬の実用化に向けた最適化が今後期待される。
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