研究課題/領域番号 |
20770026
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
植物分子生物・生理学
|
研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
日原 由香子 埼玉大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (60323375)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | シグナル伝達 / 転写制御 / シアノバクテリア / 光合成 / 光順化 |
研究概要 |
これまでに我々はシアノバクテリアSynechocystis sp.PCC6803において、光化学系I反応中心サブユニットをコードするpsaAB遺伝子のプロモーター解析を行ってきた。一般に、光化学系I遺伝子プロモーターは弱光下で活性化され、強光下で抑制されるが、psaAB遺伝子の2つのプロモーターP1とP2両方が、この応答パターンを示すことが明らかになった。本研究では、レスポンスレギュレーターRpaBがpsaABプロモーター領域に複数存在するHLR1配列に結合することを見出し、さらに、細菌由来ルシフェラーゼ遺伝子を用いたレポーター解析により、これらのHLR1配列を含むシスエレメントが、2つのプロモーターの活性に様々な影響を及ぼすことを明らかにした。以上、複数の転写制御機構が働き、psaAB発現レベルのfine-tuningが行われていることが明らかになった。
|