研究課題/領域番号 |
20770093
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
末次 京子 独立行政法人理化学研究所, システム研究チーム, 研究員 (40391990)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 細胞骨格 / X線構造解析 / 細胞膜 / タンパク質 / シグナル伝達 / 低分子Gタンパク質 / アクチン / X線結晶構造解析 / 細胞運動 |
研究概要 |
WAVE2のホモログであるN-WASPと結合するPacsin2のEFC/F-BARドメインの構造解析に成功した。明らかにした構造から、タンパク質の表面電荷および疎水アミノ酸からなるループを利用して膜と結合することによりPacsin2は脂質膜上でリング構造を作り、膜のチューブ化を引き起こすことを、変異体を用いたin vitroの実験により示した。さらにPacsin2は細胞のスパイク構造の基部の部分に局在することを確認し、細胞のスパイク化に関与しておりスパイク化にも、膜の形状から推察されるように膜のチューブ化と同じ表面電荷および疎水アミノ酸からなるループを利用して関与していることを明らかにした。
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