研究課題
若手研究(B)
カルシウム結合蛋白質カルモジュリン(CaM)とカルシウムを透過するCaチャネルの制御機構に関して研究を行った。カルシウムフリーのapoCaMとCaチャネル断片(電位依存性L型)に対して行い、構造的基盤を明らかにすることを試みた。変異型apoCaMを用いてチャネルとapoCaMの複合体結晶を得るべくスクリーニングを行い、幾つかの結晶を得ることに成功している。再現性と解析を進める必要がある。また、細胞内カルシウムに依存したCaMとチャネルの相互作用を観測するため、Fura-2とFRETの準同時計測システムの開発を行った。この方法により、カルシウム依存的なCaMのチャネルに対する作用を細胞内にて精度の高く観察することが可能になってきた。広くカルシウムシグナルと関連した生理的な研究に使用されるものと期待される。
すべて 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (9件) 備考 (5件)
TRPチャネルを巡る病態生理の新展開 (29)
ページ: 11-21
日本薬理学雑誌 134
ページ: 116-121
Circ Res. 104
ページ: 1399-409
Circulation Research 104
ページ: 1399-1409
心電図 29
10026293324
J Physiol. 586
ページ: 4209-4223
Structure 16
ページ: 607-620
J. Physiology 586
http://www.med.fukuoka-u.ac.jp/physiol/staff/staff2.htm
http://resweb2.jhk.adm.fukuoka-u.ac.jp/FukuokaUniv/R101J_Action.do
http://www.med.fukuoka-u.ac.jp/physiol/index-j.htm