研究課題/領域番号 |
20770111
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 財団法人 サントリー生物有機科学研究所 |
研究代表者 |
酒井 翼 財団法人 サントリー生物有機科学研究所, 研究員 (40414122)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | PCRヘテロダイマー / GnRH / 機能進化 / GPCR / ヘテロダイマー / ホヤ / ペプチド / へテロダイマー |
研究概要 |
ホヤの神経ペプチドtGnRHの受容により細胞内Ca^<2+>動員とcAMP生成を行うCi-GnRHR1(R1)と、いずれのtGnRH種も受容しない種特異的パラログCi-GnRHR4(R4)のヘテロダイマー形成をホヤ卵巣膜と強制発現系HEK細胞膜上において確認した。そしてR4とR1のヘテロダイマー形成がtGnRH-6選択的なCa^<2+>依存的Protein kinase C (PKC).とtGnRH-5,-6によるCa^<2+>非依存的PKC.の活性を上昇させることによりERKシグナルを増強させる機構を明らかにした。本研究により、オーファン受容体サブタイプがヘテロダイマー形成を介してGnRHRシグナル伝達をリガンド選択的に調節するという新規のGnRH制御機構を全生物を通じて初めて明らかにすると共にGnRH受容体機能の進化を見出した。
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