ナノ粒子3 次元追跡法を用いたモーター分子による細胞内輸送の制御機構の解明

• 研究課題/領域番号: 20770116
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 生物物理学
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 神原 丈敏 東京大学, 大学院・理学系研究科, 特任研究員 (40451637)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円); 2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: モータータンパク質 / 細胞内輸送

研究概要

モータータンパク質はオルガネラや小胞等を、その目的地まで輸送している。本研究は、モータータンパク質による輸送機構を詳細に解析するためのシステムの構築を目的としている。モータータンパク質の組み換え体を作成し、蛍光ナノ粒子結合させ、それらをセミインタクト細胞(細胞膜に穴をあけることで細胞骨格を保ったまま細胞内の溶液が置換可能になった細胞)内に導入した。モーター分子を結合させた蛍光ナノ粒子が移動する詳細を.次元的に高時空間分解能で追跡することができるシステムを構築した。