研究課題
若手研究(B)
真核生物の繊毛・鞭毛軸糸の周辺微小管は,ネキシンリンクと呼ばれる伸縮性を持つ構造によって架橋されている.この構造は,軸糸構造の保持と周辺微小管間に生じる滑り運動を屈曲へと変換する上で重要であり,初期の電子顕微鏡観察で見いだされていたが,蛋白質としての実体は殆どわかっていなかった.本研究では,架橋構造が残る条件で抽出した軸糸残渣から候補蛋白質を複数クローニングし,局在および変異体の解析により架橋構造への関与を確認した.
すべて 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (2件)
Current Biology. 20巻
ページ: 441-445
Current Biology
巻: 20 ページ: 441-445
Molecular Biology of the Cell. 20巻
ページ: 3044-3054
Journal of Biological Chemistry. 284巻
ページ: 5927-5935
Molecular Biology of the Cell
巻: 20 ページ: 3044-3054