研究課題/領域番号 |
20770158
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
辻田 和也 神戸大学, 大学院・医学研究科, 助教 (10457054)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 細胞骨格 / 細胞内シグナル伝達ファゴサイトーシス / 細胞内シグナル伝達 / 細胞膜 / Phagocytosis |
研究概要 |
PSTPIP2がファゴサイトーシスを負に制御するタンパク質であることを明らかにした。PSTPIP2はファゴサイトーシスの際、未熟なアクチンカップに局在し、その部位でアクチン重合を抑えることによりファゴサイトーシスを制御していることが示唆された。またPSTPIP2の未熟なカップへの局在はPSTPIP2の脂質結合能に依存的であった。またPSTPIP2はファゴサイトーシスの際にチロシンリン酸化されそのリン酸化によりカップからはずれることが分かった。この結果、PSTPIP2はファゴサイトーシスのネガティブレギュレーターであり、その活性はチロシンのリン酸化により制御されていることが明らかとなった。
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