研究課題/領域番号 |
20770164
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
荒井 律子 国立遺伝学研究所, 新分野創造センター, 特任研究員 (10342742)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 微小管 / 核-細胞質間輸送 / レプトマイシンB / Crm1 / importin / 分裂酵母 / タンパク質局在 |
研究概要 |
分裂酵母では、多くの真核生物の場合と同様に、細胞周期の切り替わりに応じた大規模な微小管構造変化が生じることが知られている。しかしながら、この微小管制御メカニズムの全貌は未だ明らかにされていない。本研究では、分裂酵母細胞において、紡錘体形成に関わる微小管結合タンパク質およびチューブリンが、細胞周期の切り替わりに応じて核内外の適切な方向へと分配されるように調節されており、間期にはチューブリンの核外輸送および核外表面に点在する`間期細胞質微小管形成中心`の機能が協調して働くことにより、細胞質微小管の重合伸長が効率的に行われ、分裂期にはチューブリンの核内蓄積および活性化された中心体の存在によって紡錘体形成が促進されるというモデルを提唱した。
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