研究課題/領域番号 |
20770173
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
室山 優子 千葉大学, 大学院・医学研究院, 特任講師 (20422248)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | マウス / 大脳皮質 / 神経前駆細胞 / in vivo electroporation / Notch / 神経細胞 / Notchシグナル / 電気穿孔法 / 哺乳類 / 発生・分化 / Digital Differential Display |
研究概要 |
大脳皮質の形成過程において初期の神経前駆細胞は多種類の神経細胞を生み出す能力を持つ。研究代表者はその機構を明らかにするため、初期の神経前駆細胞で発現する遺伝子を多数同定してきた。本研究ではそれらのうちNepro(YNES1)を中心として機能解析を行った。マウス大脳皮質の神経前駆細胞でNeproを働かせると神経細胞への分化が抑えられ、Neproの機能を抑えると神経分化は促進された。さらに、Neproの発現は神経幹細胞の維持に中心的な役割を果たすNotchシグナルによって制御され、その機能において重要であることが明らかとなった。以上の結果から、NeproはNotchの下流で大脳皮質の神経前駆細胞の維持に重要な役割を果たす因子であることが示唆された。
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