研究課題
若手研究(B)
生命の誕生は精子と卵子の受精から始まり、複雑かつ緻密な体を、発生プログラムを通して正確に築き上げる。このような受精卵の能力を分化全能性と呼び、ゲノムに付与される後天的な修飾(エピゲノム)の調節が分化全能性を獲得する上で極めて重要である。本研究提案では、精子・卵子の元になる始原生殖細胞のエピゲノム調節機構の解明を目的に研究を行った結果、始原生殖細胞のみで使われる新規遺伝子Prdm14の同定に成功し、Prdm14を欠損したマウスでは雄雌共に完全に不妊になることを突き止めた。
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Cell cycle 7(22)
Nature Genetics 40(8)
ページ: 1016-1022
Cell Cycle 7(22)
ページ: 3514-3518
http://sci-tech.ksc.kwansei.ac.jp/~seki/SekiLab..html