研究課題/領域番号 |
20770192
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
進化生物学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
新村 芳人 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 准教授 (90396979)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 嗅覚受容体 / 化学受容 / 遺伝子ファミリー / 比較ゲノム / 分子進化 / 脊椎動物 / 霊長類 / バイオインフォマティクス / 多重遺伝子族 |
研究概要 |
環境中の匂い分子は、嗅覚受容体(olfactory receptor, OR)によって検出される。匂いの多様性に対応して、脊椎動物ゲノム中には非常に多数のOR遺伝子が存在する。本研究では、霊長類の進化過程において、嗅覚の退化(OR遺伝子の減少)と色覚の進化(三色色覚の獲得)との関連性を調べた。その結果、従来の説とは異なり、両者は直接リンクしていないことを示した。また、ナメクジウオ(脊椎動物の祖先に相当する種)を含む多数の脊索動物ゲノムを用いた網羅的解析を行い、OR遺伝子ファミリーの起源と初期進化の過程を明らかにした。
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