研究課題
若手研究(B)
ヒトの顔の個体差および集団差に関わる遺伝子多型に関しては、数多く存在すると予想されるにもかかわらず、未だにほとんど知られていない。本研究では、ヒト顔面形態の個体差および集団差に関連する遺伝子多型を明らかにするため、(1)頭顔部を中心とした形態計測を行った上で、(2)形態形成に関与すると知られている遺伝子群の中から集団遺伝学的に候補遺伝子を絞り込み、(3)遺伝子型と表現型の関連解析を行った。その結果、EDARなどの遺伝子において、歯形態を含む顔面形態と遺伝子型との関連が検出された。
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