研究課題
若手研究(B)
Streptomyces sp. MBCN152-1株はキャベツ苗のクチクラ層上と層下の細胞間隙に定着することがわかった。本菌株は黒すす病菌の細胞壁にのみ寄生するが,イチゴ炭疽病菌にも防除効果を示した。黒すす病菌を接種した本菌株定着苗の細胞内には,パピラなどの物理的障壁の形成は確認されなかった。以上のことから,本菌株の防除機構には,菌寄生以外に,パピラ形成などを伴わない抵抗性の誘導が関与するものと推測された。
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Journal of General Plant Pathology 75
ページ: 27-36
10029717207