研究課題/領域番号 |
20780049
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
天知 誠吾 千葉大学, 大学院・園芸学研究科, 准教授 (80323393)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 微生物 / ヨウ素 / 酸化 / 定量PCR / ラッカーゼ / マルチ銅オキシダーゼ / Real-time PCR / 揮発性ヨウ素 / 海洋エーロゾル / クローニング |
研究概要 |
ヨウ素酸化細菌(IOB)は揮発性ヨウ素ガスを生産し、オゾン層の破壊や海洋エーロゾル粒子の形成に関与する可能性がある。また、IOBの有するヨウ素酸化酵素は新規なポリフェノールオキシダーゼ(PPO)である可能性が高く、ヨウ素系酵素除菌剤としての利用も期待できる。本研究では、海洋環境におけるIOBの存在量をReal-time PCRで定量する方法を確立することに成功した。また、IOBが海水中に広く分布することが分子生態学的に初めて明らかになった。Degenerateプライマーを用いたPPO様遺伝子の取得には至らなかったが、基質特異性試験や反応速度論的解析によりヨウ素酸化酵素はPPOの中でもラッカーゼに類似した酵素であること、またこれまでに知られているラッカーゼの中で最も優れたヨウ素酸化能を有することが明らかになった。
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