研究課題/領域番号 |
20780122
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
森林科学
|
研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
小野 賢二 独立行政法人森林総合研究所, 東北支所, 主任研究員 (30353634)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 土壌生化学 / 森林土壌 / リター分解 / 有機物動態 / 固体^<13>C核磁気共鳴法 / 腐植化初期過程 / リグニン / 日本の森林 / 固体^<13>C核磁気共鳴法 / 落葉リター / 腐植化 / 土壌炭素 / 固体^<13>C NMR / 腐植化過程 / 土壌有機物 / 芳香環態炭素 |
研究概要 |
本課題は、樹木リターの主要な構成成分「リグニン」に着目して、1.樹木リター由来有機物の樹木から土壌への供給プロセスの解明、2.森林土壌への土壌有機物蓄積様式の化学的解析を目的として、亜熱帯から亜寒帯にわたる日本の森林生態系5林分を対象に、リターバック法および固体^<13>C核磁気共鳴法によって落葉分解・腐植生成初期過程を定量評価した。その結果、日本の森林生態系においては気候条件や樹種の違いに関わらず落葉リターの分解速度はほぼ一定の値であること、しかしながらリグニンをはじめとする個々の有機物の分解速度は林相(樹種)によって大きく異なること、を明らかとした。
|