研究課題
若手研究(B)
沖縄県伊江島内の主要なため池では、生活系及び畜産系の負荷により富栄養化が進行していた。また、亜熱帯であるため冬季の気温が高く、Microcystis等の藻類が過剰に増殖しやすい環境であった。ため池の水質環境形成機構を明らかにし、水質改善対策手法を提示した。地下水の硝酸性窒素濃度の平均値は低下する傾向であった。農地の肥料と畜舎が主要な負荷源と推測された。流域内の発生窒素負荷量の22%が地下水へ溶脱していると推定された。
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沖縄農業 43(1)
ページ: 79-84
120003004404