研究課題/領域番号 |
20780225
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床獣医学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
松鵜 彩 鳥取大学, 農学部, 准教授 (40348595)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | Babesia gibsoni / 鉄取込み / 治療 / 感染症 / real-time PCR / 長期連続培養 / ヘム鉄 / トランスフェリン / メロゾイト |
研究概要 |
犬赤血球内寄生原虫であるBabesia gibsoni培養系にDeferoxamine、トランスフェリン(Tf)およびラクトフェリン(Lf)を添加したところ、Deferoxamineによる原虫の増殖抑制作用が認められた。培養液中に添加した59Feの赤血球への鉄取込みは添加直後に開始され、感染赤血球および非感染赤血球の間に差は認められなかった。59Fe-Tfの取込みは認められなかった。Far Western Blot法により、B. gibsoni感染赤血球由来可溶性蛋白中に存在するTfおよびLf結合蛋白は確認されなかった。以上の結果からB. gibsoniの非ヘム鉄の取込みは宿主赤血球の能動的な鉄取込みのみに依存するものと考えられた。
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