研究課題
若手研究(B)
NF-KBの活性化にはその上流の1KBキナーゼ(IKK)の活性化が必須であることに着目し、IKK活性化シグナルを感知(センシング)してDNAを放出する機能性高分子(ポリマー)の創製し、本法を炎症性細胞に対するD-RECS法と名付けて炎症性細胞特異的遺伝子発現手法として研究を展開した。慢性の炎症疾患である関節リウマチに対する新規遺伝子治療戦略を創出することを最終目的とし、既存の試作型ポリマーに改良.修飾を加えて新たな機能を賦与した種々の炎症性シグナルセンシングポリマーを調製した。外来遺伝子の強制発現による炎症細胞選択的な殺傷効果を試験管内および培養細胞内、そして関節炎モデルラットのそれぞれにおいて評価した。その結果、ポリマー/DNA複合体の効率よい細胞内導入という点に改善の余地を残すものの、炎症刺激に応じた外来遺伝子(治療用遺伝子)を強制発現できるシステムの開発に成功した。
すべて 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (22件) (うち査読あり 21件) 学会発表 (25件) 図書 (1件) 備考 (2件) 産業財産権 (2件)
J Control. Release 141
ページ: 52-61
Carcinogenesis 30
ページ: 1927-1931
J. Gene Med. 11
ページ: 624-632
Nanoscale Res. Lett. 4
ページ: 229-233
Bioorg. Med. Chem. Lett. 19
ページ: 6082-6086
J. Biomater. Sci. Polym. Ed. 20
ページ: 967-980
J.Gene Med.
ページ: 624-631
J.Control. Release (印刷中)
Carcinogenesis (印刷中)
J. Am. Chem. Soc. 130
ページ: 14906-14907
J. Biochem. 143
ページ: 781-792
Proteomics 8
ページ: 2006-2011
Med. Chem. 4
ページ: 386-391
Jpn. J. Chemother 56
ページ: 538-542
10022594885
Eur J. Mass Spectrom. 14
ページ: 261-265
J. Am. Chem. Soc 130
Nanoscale Res. Lett 4
Eur J. Mass Spectrom 14
Nanomedicine (in press)
Frontiers in Medicinal Chemistry (in press)
J. Biomater. Sci. Polym. Ed (印刷中)
http://www.marianna-u.ac.jp/microbiology/office/003347.html
http://www.japanprize.jp/subsidy_h20.html