研究課題/領域番号 |
20790059
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
樋口 麻衣子 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助教 (30420235)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | PAK / Akt / シグナル伝達 / 細胞運動性 / 癌悪性化 |
研究概要 |
Aktは、細胞の増殖・生存・運動・極性・小胞輸送・グルコース代謝など、実に様々な過程において必須の役割を果たすキナーゼである。このような様々な機能を発揮する際、Aktは異なる基質をターゲットとしているが、それぞれのコンテクストにおいてAktがどのようにして必要な基質を選択しているのか、というメカニズムは不明であった。本研究では、我々が発見した新規スキャフォールド分子PAKがAktの基質特異性を制御することにより、Aktの細胞運動性/浸潤能に関わる機能を選択的に制御することを示した。多くの重要な機能を持つAktがコンテクストによりどのようにその機能の使い分けをしているのかは非常に興味深い問題であったが、本研究によってそのメカニズムの一端を明らかにすることが出来た。
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