研究課題/領域番号 |
20790124
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境系薬学
|
研究機関 | 松山大学 |
研究代表者 |
舟橋 達也 松山大学, 薬学部, 准教授 (60343646)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 鉄 / シデロフォア / 細菌 / 日和見感染菌 / acinetobactin / バイオフィルム |
研究概要 |
日和見感染菌の1つに分類されているAcinetobacter baumanniiは鉄欠乏条件下、acinetobactinと命名されたシデロフォア(低分子量鉄輸送キレーター)を産生する。Acinetobactinは三価鉄と結合し、BauAと命名された特異的な外膜受容体を介して菌体内部へ鉄を輸送する。本研究で、本菌がacinetobactinを介した系だけでなく、鉄源として他の菌種が産生するシデロフォアを利用して増殖することを明らかにした。また、細菌によるバイオフィルム形成は細菌感染で有利に作用すると言われており、鉄とacinetobactin濃度が本菌のバイオフィルム形成に影響を与えていると考えられた。
|