研究課題
若手研究(B)
腎臓は様々な小器官から成る臓器である。そこで、シスプラチン腎症起点部位である尿細管を単離してマイクロアレイ解析を行い、腎毒性発現に関与する遺伝子の探索を行った。まず、本手法の妥当性を検証し、尿細管の遺伝子発現を反映することを確認した。さらに、病態モデルラットの単離尿細管を用いて解析を行ったところ、ケモカイン類の顕著な発現上昇が認められた。以上より、ケモカイン類が尿細管におけるシスプラチン腎毒性発現の規定因子となることが示唆された。
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