研究課題/領域番号 |
20790141
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
井上 勝央 名古屋市立大学, 大学院・薬学研究科, 准教授 (50315892)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 葉酸 / トランスポーター / 破骨細胞 / リソソーム / メトトレキサート / 担体輸送 / ビタミン / 吸収 |
研究概要 |
破骨細胞における葉酸輸送機構を解明するために、破骨細胞の細胞膜と形態的・機能的に類似しているリソソーム膜に着眼し、ラット腎リソソームにおける葉酸輸送について検討した。その結果、酸性領域で、著しい濃度依存性及び温度依存性を示す葉酸輸送系の存在が明らかとなった。そのKmは0.073μMと極めて低く、また、その輸送に対する阻害感受性が、従来から知られている葉酸トランスポーターとは大きく異なっていた。以上より、リソソーム膜や破骨細胞の細胞膜には未知の葉酸トランスポーターが存在すると考えられる。
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