研究課題/領域番号 |
20790149
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 北陸大学 |
研究代表者 |
竹田 修三 第一薬科大学, 薬学部, 講師 (00460379)
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研究協力者 |
渡辺 和人 北陸大学, 薬学部, 教授 (30113038)
山本 郁男 九州保健福祉大学, 薬学部, 教授 (50069746)
山折 大 北陸大学, 薬学部, 助教 (40360218)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 大麻草 / カンナビノイド / 乳がん / テトラヒドロカンナビノール / 大麻 |
研究概要 |
米国において、大麻主成分のテトラヒドロカンナビノール(THC)はがん患者などでモルヒネが効かない重篤な痛み緩和の目的で投与される。本研究は、がん患者、特に乳がんに注目し、THCの臨床適正使用に向けた基礎研究である。THCは分子中に、女性ホルモンと類似した部分を有していた。女性ホルモンは乳がん増殖を促進したが、THCの共存下でその効果が消失した。低女性ホルモン条件下(閉経後乳がんモデル)でTHCを添加した場合、逆に増殖の促進が見られた。本研究により、THCは女性ホルモンと相互作用し、乳がん増殖に影響を与える可能性が示唆された。
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