研究課題
若手研究(B)
マクロファージによる異物貪食は外来微生物からの免疫応答に重要な役割を果たしている.本研究ではマクロファージの異物貪食の分子機構について、小胞輸送に関連する分子であるVAMP7を欠失したマウス(VAMP7 KOマウス)を用いて検討した.その結果、VAMP7依存的な異物貪食は経路特異的であること、ファゴソームとライソソームの融合に関係する可能性があることを明らかにした.また個体におけるマラリア感染に対する免疫応答にはVAMP7は関与していないと推測された.
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