研究課題/領域番号 |
20790194
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
高柳 友紀 自治医科大学, 医学部, 助教 (10418890)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | オキシトシン / オキシトシン受容体 / 愛着行動 / 社会行動 / 情動行動 / 母子 / 母性行動 / バゾプレシン / 嗅球 / トランスジェニックラット |
研究概要 |
仔マウスを母親と隔離すると、視索上核のオキシトシン産生ニューロンが活性化される傾向が認められた。仔マウスにオキシトシン受容体アンタゴニストを投与すると、成熟後の不安行動と社会行動が修飾される傾向が見られた。分娩時に母親の血中へ多量に分泌されるオキシトシンの仔への影響を見るため、帝王切開で出生させた仔マウスにオキシトシンを投与すると、自然分娩出生群に比べて成熟後の不安行動が増加する傾向が認められた。これらより、幼若期の母仔愛着行動時と分娩時には仔のオキシトシン受容体が活性化され、それが成熟後の情動行動や社会行動に影響を与えている可能性が示唆された。
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