研究課題
若手研究(B)
prouty/Spredファミリー分子は、増殖因子やサイトカインによるERK経路活性化を抑制する調節因子である。このファミリー分子のノックアウトマウスを作製し、解析を行ったところ、Sproutyは血管形成に、Spredはリンパ管形成に重要であることがわかった。Sprouty4はVEGF-A(血管内皮増殖因子)によるERK活性化を抑制するが、リンパ管形成に重要なVEGF-CによるERK活性化は抑制しない。一方Spred1/2はリンパ管新生に必要なVEGF-Cのシグナルを効率よく抑制することがわかった。SproutyとSpredのVEGFシグナルにおける差異を明らかにした。またSPRED1はヒト神経芽細胞腫I型様の疾患の原因遺伝子であることを明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 3件)
PLoS One 4(5)
ページ: 5467-5467
Oncogene 28(8)
ページ: 1076-88
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Blood 112(12)
ページ: 4485-93
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