研究課題
若手研究(B)
本研究では、代表的ながん原遺伝子産物であるSrcによるがん化メカニズムを研究する過程で見出した脂質ラフトに局在するアダプター分子Cbp(Csk-binding protein)のがん化抑制における役割を明らかにした。Cbpはヒトがん細胞や腫瘍組織において発現量が低下しており、ヒトがん細胞にCbpを導入すると腫瘍形成が抑制されることを見出した。また、ラフトの構成成分であるコレステロールを添加・除去することでラフト自体の量を増減させると、SFKのがん化能がそれに応じて変化することを示し、がん化抑制の場としてのラフトの機能を証明した。
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http://www.biken.osaka-u.ac.jp/biken/oncogene/Top.html