研究課題/領域番号 |
20790304
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
実験病理学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
出口 敦子 京都大学, 医学研究科, 研究員 (10422932)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 腫瘍 / 肝細胞癌 / シグナル伝達 / LKB1 / キナーゼ / 癌 |
研究概要 |
セリン・スレオニンキナーゼをコードするLKB1遺伝子はPeutz-Jeghers症候群(PJS)の原因遺伝子として同定されたが、散発性の癌においても、LKB1遺伝子の変異が報告されていることから、癌抑制遺伝子であることが強く示唆されている。Lkb1遺伝子ノックアウトマウスは50週齢以降、肝細胞癌(HCC)を発症する。本研究では、LKB1欠失によるc-Junの発現の上昇が肝癌発症に関与する可能性を示唆した。さらに、LKB1の新たな癌抑制機能として、細胞運動性、細胞増殖に重要な役割を果たすことが知られているPAK1シグナル伝達経路をLKB1が抑制していることを示した。
|