研究課題/領域番号 |
20790428
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
和田 小依里 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 講師 (60420709)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | トコトリエノール(ビタミンE) / 大腸がん / 間質細胞 / COX-2 / Caspase-3 / トコトリエノール / p53 / 抗腫瘍 / iNOS / Cox-2 |
研究概要 |
天然ビタミンEにはトコフェロールとトコトリエノールがある。トコトリエノールはトコフェロールと比較して生体活性が強く抗腫瘍効果を有するとされている。我々はトコトリエノールが大腸がん細胞に直接作用しcaspase-3, -9を介したアポトーシス誘導し細胞増殖抑制作用を有することを見出した。また、間質細胞はさまざまな化学物質を分泌しがん細胞の増殖を促進するが、トコトリエノールにはそれらを抑制し、間質細胞を介した大腸がん細胞の増殖を抑える作用を有することも見出した。これらのことから、トコトリエノールは大腸がん細胞への直接抑制作用のみならず、間質細胞を介した間接的ながん増殖抑制作用も有することが明らかとなった。
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