研究課題/領域番号 |
20790475
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
牧野 利明 名古屋市立大学, 大学院・薬学研究科, 准教授 (80326561)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 東洋医学 / 甘草 / 偽アルドステロン症 / 有機アニオントランスポーター / グリチルリチン酸 / ヒドロキンステロイド脱水素酵素 / グリチルレチン酸 / 漢方薬 / 副作用 / ヒドロキシステロイド脱水素酵素 |
研究概要 |
甘草には偽アルドステロン症という副作用があり、その原因はグリチルレチン酸(GA)が腎尿細管に存在する11β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(HSD)IIを阻害することによるとされている。しかし、GA は腎尿細管上皮細胞へ輸送されず、その代謝物である3-モノグルクロニルグリチルレチン酸(3MGA)が有機アニオントランスポーターを介して能動輸送された。従って、この副作用は、GAではなく3MGAによる可能性が高い。
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