研究課題
若手研究(B)
B型肝炎ウイルス(HBV)による劇症肝炎発症の機序を解明するため、劇症肝炎集団発生の原因となったHBV株を用いて、その株に認められた変異の意義や細胞に対する影響を検討した。その結果、この株に認められた3箇所の変異が共存するとHBV複製中間体が細胞内で増加していること、そしてHBVコア蛋白が核内に蓄積していることが明らかとなった。また、この株には直接的な細胞障害性が認められ、劇症肝炎発症の機序の一部が明らかとなった。
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Virology. 395
ページ: 202-9
Hepatol Res. 39
ページ: 1053-5
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