研究課題/領域番号 |
20790517
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
中村 徹 久留米大学, 医学部, 助教 (30341332)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 血管内皮細胞(EPC) / 細胞療法 / 肝線維化 / 肝硬変症 / 肝再生 / アデノウイルスベクター / 肝細胞増殖因子(HGF) / 血管内皮前駆細胞(EPC) / アデノウイスルベクター / HGF(肝細胞増殖因子) |
研究概要 |
これまで我々は四塩化炭素肝硬変モデルにおいて、血管内皮前駆細胞(EPC)移植による肝再生促進と肝硬変の進展阻止、生存率の改善を報告した。さらなる治療効果を目指し、EPCを目的遺伝子のベクターとしたHGF遺伝子導入EPCによる肝再生遺伝子治療の開発を試みた。アザン染色による肝線維化率は、EPC移植群よりHGF遺伝子導入EPC移植群ではさらに低値を示した。Ki67染色による肝細胞陽性率は、EPC移植群よりHGF遺伝子導入EPC移植群ではさらなる細胞増殖活性を示した。血液生化学的検査値は、EPC非移植群と比し、EPC移植群で有意な改善を認めたが、HGF遺伝子導入EPC移植群ではさらなる改善を認めた。HGF遺伝子導入EPC移植によるさらなる治療効果が示された。
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