研究課題
若手研究(B)
心筋虚血再灌流障害において、ケミカルシャペロンである4-フェニル酪酸(4-PBA)が小胞体ストレスを軽減し、梗塞巣の縮小と心機能保持に寄与する可能性を検討した。同様に心筋梗塞モデルにおいても4-PBAが心機能保持に寄与するか否かを検討した。その結果、虚血再灌流モデルにおいて、4-PBAは小胞体ストレスを軽減することで梗塞巣を縮小し、心機能を保持し生存率を改善した。一方心筋梗塞モデルでは4-PBAは線維化を抑制したが心破裂をきたす傾向を認めた。
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Circ Cardiovasc Genet 3(1)
ページ: 68-77