研究課題/領域番号 |
20790632
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 国立精神・神経センター神経研究所 |
研究代表者 |
佐藤 和貴郎 国立精神・神経センター神経研究所, 免疫研究, 厚生科学研究員 (90469990)
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研究期間 (年度) |
2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 神経病態免疫学 / 多発性硬化症 / Th17細胞 / B細胞 / ケモカイン受容体 / CCR2 / CD180 / 脳脊髄液 / 多勢性硬化症 / IL-17 |
研究概要 |
多発性硬化症では、IL-17産生性CD4陽性T細胞(Th17細胞)が病原性細胞として注目されている。細胞遊走に重要なケモカイン受容体CCR2を発現し、CCR5発現を欠く細胞集団にTh17細胞が属するというデータに基づき、患者の血中・脳脊髄液中のTh17細胞について検討した。同集団は抗体産生細胞であるB細胞を活性化する機能を持っていた。 また再発時の患者ではCCR2とCCR5の両者を発現する細胞が増加していたが、この細胞はIFNγとIL-17の両者を産生し、再発の引き金となる細胞である可能性が示唆された。
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