膵特異的遺伝子発現制御マウスを用いた膵再生メカニズムの解析

• 研究課題/領域番号: 20790647
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 代謝学
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 宮崎 早月 大阪大学, 医学系研究科, 特任研究員 (60452439)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: 再生医療 / 膵β細胞 / 再生 / 転写因子

研究概要

現在わが国だけでなく諸外国においても、糖尿病患者数は年々増加している。重度の糖尿病に対し、膵臓移植や膵島移植が抜本的な治療法として行われてきているが、治療に必要な数のヒト膵島は絶対的に不足している。そこでわれわれは、膵β細胞の再生医療を目指し、マウスの膵外分泌腺細胞を膵β細胞へ分化転換させる研究を行った。その結果、膵特異的遺伝子を発現させることにより、膵β細胞が新たに出現し、糖尿病を緩和できる可能性が示唆された。

研究成果

• [雑誌論文] ES, ips細胞からの膵β細胞の再生 (2010)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, ほか
  • 雑誌名: Diabetes Frontier (印刷中)
• [雑誌論文] Gtsf1/Cue110, a gene encoding a protein with two copies of a CHHC Zn-finger motif, is involved in spermatogenesis and retrotransposon suppression in murine testes (2009)
  • 著者名/発表者名: Yoshimura T, Toyoda S, Kuramochi-Miyagawa S, Miyazaki T, Miyazaki S, Tashiro F, Yamato E, Nakano T, Miyazaki JI
  • 雑誌名: Developmental Biology 335 ページ: 216-27
  • 査読あり
• [雑誌論文] Stepwise development of hematopoietic stem cells from embryonic stem cells (2009)
  • 著者名/発表者名: Matsumoto K, Isagawa T, Nishimura T, Ogaeri T, Eto K, Miyazaki S, Miyazaki J, Aburatani H, Nakauchi H, Ema H
  • 雑誌名: PLoS ONE 4
  • NAID: 120004898447
  • 査読あり
• [雑誌論文] Sohlh2 affects differentiation of KIT positive oocytes and spermatogonia (2009)
  • 著者名/発表者名: Toyoda S, Miyazaki T, Miyazaki S, Yoshimura T, Yamamoto M, Tashiro F, Yamato E, Miyazaki J
  • 雑誌名: Dev Biol 325 ページ: 238-248
  • 査読あり
• [雑誌論文] 転写因子遺伝子導入による膵内分泌細胞の分化誘導 (2009)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月、宮崎純一
  • 雑誌名: 肝胆膵 59 ページ: 619-624
• [雑誌論文] 治療に向けた膵β細胞の再生医学の展望 (2009)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月、宮崎純一
  • 雑誌名: Medical Practice 26 ページ: 631-632
• [雑誌論文] 膵β細胞の再生医療 (2009)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月、宮崎純一
  • 雑誌名: 糖尿病カレントライブラリー 10 ページ: 87-92
• [雑誌論文] Soh1h2 affects differentiation of KIT positive oocytes and spermatogonia. (2009)
  • 著者名/発表者名: Toyoda S, et al.
  • 雑誌名: Dev Biol. 325 ページ: 238-248
  • 査読あり
• [雑誌論文] Stepwise development of hematopoietic stem cells from embryonic stem cells. (2009)
  • 著者名/発表者名: Matsumoto K, et al.
  • 雑誌名: PLoS ONE 4
  • 査読あり
• [雑誌論文] Gtsf1/Cue110, a gene encoding a protein with two copies of a CHHC Zn-finger motif, is involved in spermatogenesis and retrotransposon suppression in murine testes. (2009)
  • 著者名/発表者名: Yoshimura T, et al.
  • 雑誌名: Dev Biol. 335 ページ: 216-227
  • 査読あり
• [雑誌論文] 膵β細胞の再生医療 (2009)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, ほか
  • 雑誌名: 糖尿病カレントライブラリー 10 ページ: 87-92
• [雑誌論文] 治療に向けた膵β細胞の再生医学の展望 (2009)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, ほか
  • 雑誌名: Medical Practice 26 ページ: 631-632
• [雑誌論文] 再生医学に基づく糖尿病治療 (2009)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, ほか
  • 雑誌名: 糖尿病ナビゲーター (改訂版)(印刷中)
• [雑誌論文] Cutting Edge膵β細胞の幹細胞 (2009)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, ほか
  • 雑誌名: Medical Science Digest 35 ページ: 2-3
• [雑誌論文] 転写因子遺伝子導入による膵内分泌細胞の分化誘導 (2009)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, ほか
  • 雑誌名: 肝胆膵 59 ページ: 619-624
• [雑誌論文] 幹細胞(iPS細胞)から膵β細胞への分化誘導 (2009)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, ほか
  • 雑誌名: 月刊糖尿病 1 ページ: 64-69
• [雑誌論文] Sohlh2 affects differentiation of KIT positive oocytes and spermatogonia (2009)
  • 著者名/発表者名: Toyoda S, et.al.
  • 雑誌名: Dev Biol 325 ページ: 238-248
  • 査読あり
• [雑誌論文] 再生医学に基づく糖尿病治療 (2009)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, ほか
  • 雑誌名: 糖尿病ナビゲーター改訂版 印刷中
• [雑誌論文] 治療に向けた膵β細胞の再生医学の展望 (2009)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, ほか
  • 雑誌名: Medical Practice 印刷中
• [雑誌論文] Enrichment of undifferentiated mouse embryonic stem cells on a culture surface with a glucose-displaying dendrimer (2008)
  • 著者名/発表者名: Mashayekhan S, Kim M-H, Miyazaki S, Tashiro F, Kino-oka M, Taya M, Miyazaki J
  • 雑誌名: Biomaterials 29 ページ: 4236-4243
  • 査読あり
• [雑誌論文] In vivo DNA electrotransfer into muscle (2008)
  • 著者名/発表者名: Miyazaki S, Miyazaki J
  • 雑誌名: Dev Growth Differ 50 ページ: 479-483
  • NAID: 10021097221
  • 査読あり
• [雑誌論文] 糖尿病への再生医療的アプローチ (2008)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月、宮崎純一
  • 雑誌名: 治療 90 ページ: 2211-2217
• [雑誌論文] インスリン産生細胞の再生のための方法論 (2008)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月、宮崎純一
  • 雑誌名: 新時代の糖尿病学3(日本臨床) 66 ページ: 488-492
• [雑誌論文] Enrichment of undifferentiated mouse embryonic stem cells on a culture surface with a glucose-displaying dendrimer (2008)
  • 著者名/発表者名: Mashayekhan S, et.al.
  • 雑誌名: Biomaterials 29 ページ: 4236-4243
  • 査読あり
• [雑誌論文] In vivo DNA electrotransfer into muscle (2008)
  • 著者名/発表者名: Miyazaki S, et.al.
  • 雑誌名: Dev Growth Differ 50 ページ: 479-483
  • NAID: 10021097221
  • 査読あり
• [雑誌論文] 糖尿病への再生医療的アプローチ (2008)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, ほか
  • 雑誌名: 治療 90 ページ: 2211-2217
• [雑誌論文] インスリン産生細胞の再生のための方法論 (2008)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, ほか
  • 雑誌名: 新時代の糖尿病学3 66 ページ: 488-492
• [雑誌論文] 膵β細胞の分化・再生に関する最近の知見 (2008)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, ほか
  • 雑誌名: 膵島移植 ページ: 423-431
• [学会発表] 膵特異的Pdx-1発現制御マウスを用いた腺房細胞から膵ベータ細胞への分化転換の解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, ほか
  • 学会等名: 第32回日本分子生物学会
  • 発表場所: パシフィコ横浜(神奈川)
  • 年月日: 2009-12-12
• [学会発表] 膵特異的Pdx-1発現制御マウスを用いた腺房細胞から膵β細胞への分化転換の解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, ほか
  • 学会等名: 第52回日本糖尿病学会
  • 発表場所: 大阪国際会議場(大阪)
  • 年月日: 2009-05-22
• [学会発表] 膵特異的Pdx-1発現制御マウスを用いた腺房細胞から膵ベータ細胞への分化転換の解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, 他
  • 学会等名: 第32回日本分子生物学会
  • 発表場所: 横浜
• [学会発表] 膵特異的Pdx-1発現制御マウスを用いた腺房細胞から膵β細胞への分化転換の解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, 他
  • 学会等名: 第52回日本糖尿病学会
  • 発表場所: 大阪
• [学会発表] 膵特異的Pdx1発現制御マウスを用いた腺房細胞からβ細胞への分化転換の解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, 他
  • 学会等名: 第8回日本再生医療学会
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] 膵特異的Pdx-1発現制御マウスを用いた腺房細胞から膵β細胞への分化転換の解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, 他
  • 学会等名: 第31回日本分子生物学会・第81回日本生化学会合同大会
  • 発表場所: 神戸
• [学会発表] Isl-1遺伝子発現アデノウイルスベクターを用いた膵管内遺伝子導入によるインスリン産生細胞の再生 (2008)
  • 著者名/発表者名: 宮崎早月, 他
  • 学会等名: 第51回日本糖尿病学会
  • 発表場所: 東京