研究課題
若手研究(B)
糖尿病状態が末梢動脈におけるナトリウム利尿ペプチド(NP)受容体(NPR)発現に与える影響の検討を試みたが、ラット等より大型の動物を用いた検討が必要と考えられた。マウスに対する心房性NP(ANP)投与において、高用量では血圧低下に伴う交感神経活性化の危険があることが明らかになった。高脂肪食で肥満、耐糖能障害を惹起した場合に、ANPと脳性NP(BNP)の生物作用発揮に関与する受容体であるグアニル酸シクラーゼ(GC)-AのmRNA発現が低下し、NPのクリアランスに関与するNPR-CのmRNA発現が上昇して、ANPとBNPの生物作用が減弱する可能性のあることが明らかになった。
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FEBS Lett. 583
ページ: 2067-2070
FEBS Letters 583
Endocrinology 149
ページ: 483-491