研究課題/領域番号 |
20790710
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
感染症内科学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
大道寺 智 大阪大学, 微生物病研究所, 特任研究員 (80432433)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 高病原性鳥インフルエンザ / アポトーシス / 高病原性トリインフルエンザ |
研究概要 |
高病原性トリインフルエンザウイルスA/Crow/Kyoto/53/2004 (H5N1)(H5N1-Flu)は哺乳動物の呼吸器上皮としてのブタ初代肺胞上皮細胞にアポトーシスを誘導し、その誘導にはH5N1-Fluのhemagglutinin (HA)蛋白質が深く関与していることがわかった。各種recombinant H5N3-Fluをブタ肺胞上皮細胞に感染させその細胞傷害性とアポトーシス誘導能について評価を行ったところH5N1-FluのHA以外の遺伝子をもつrecombinant H5N3-Fluではアポトーシスを誘導しないことがわかった。またさらにH5N1-FluのHA蛋白質のうちアポトーシス誘導に関与するHAのアミノ酸配列を同定するために本来アポトーシスを誘導しないH5N3-FluとH5N1-FluのHAとのキメラのHAを作成した。これをH5N3-Fluに導入しアポトーシス誘導に関与しているアミノ酸の同定を試みたところHAの81‐340アミノ酸領域のみをH5N1-Fluに変えたH5N3-Fluのウイルスでアポトーシスの誘導が認められた。
|