研究課題/領域番号 |
20790733
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
松本 志郎 熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (70467992)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 移植・再生医療 / 糖尿病 / 細胞移植治療 / 体性幹細胞 / 細胞移植 |
研究概要 |
難治性の糖尿病に対し膵臓移植・膵島移植が行われているが、拒絶反応や深刻なドナー不足など現行の移植治療には多くの問題点が残されている。そこで期待されている治療法の一つが幹細胞を用いた細胞移植治療である。当研究室では、これまでにマウス、ラット、ブタ、ヒト唾液腺組織から幹細胞を分離している。今回、ラット唾液腺由来前駆細胞をインスリン分泌細胞に分化誘導した後、糖尿病マウスへの細胞移植を行い、移植効果を検討した。その結果、全ての移植ラットで血糖値が改善した。また、分化したインスリン分泌細胞を選別する方法を開発した。この方法は他の体性幹細胞にも応用可能であり、幹細胞移植応用の可能性が示唆された。
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