研究課題
若手研究(B)
細胞膜ドメインは、がん細胞において、その悪性形質の発現に重要な役割を果たしている。そこで、ヒトメラノーマ細胞において、膜ドメインの構成必須因子のコレステロールを中心にした脂質代謝と悪性形質との関連性につき検討した。その結果、メラノーマ細胞において、コレステロールの生合成は特異的な転写因子のAktシグナルを介したスイッチによって調節されていることが明らかになった。また、そのスイッチを阻害することでメラノーマ細胞の増殖は強く抑制され、メラノーマ制御の新しい治療標的となりうることが示唆された。
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(in press)
10027831670
日本内分泌学会雑誌 84
ページ: 147-147