研究課題/領域番号 |
20790823
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
中川 登 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (90412014)
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研究協力者 |
山西 清文 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (10182586)
津田 達也 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (80434942)
今井 康友 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (10529514)
石川 千香 兵庫医科大学, 大学院生
山本 雅章 兵庫医科大学, 大学院生
小西 弘江 兵庫医科大学, 実験補助
坂口 祥子 兵庫医科大学, 実験補助
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | プロテアーゼ活性化受容体 / 角化細胞 / 皮膚炎 / サイトカイン / ケモカイン / 炎症性皮膚疾患 / 腫瘍壊死因子α / インターロイキン8 / インターロイキン17 / テトラサイクリン |
研究概要 |
培養表皮角化細胞をプロテアーゼ活性化受容体2(PAR2)のアゴニストペプチドの存在下にIL-1ssあるいはTNF-αで刺激するとCXCL8産生が増強され、その作用はテトラサイクリンによって有意に抑制された。また、アゴニストペプチドとIL-17刺激ではCXCL1の産生増強もみられ、その効果はシクロスポリンA,活性型ビタミンD3,コルチコステロイドで有意に抑制された.以上より、PAR2の活性化は皮膚炎の促進にかかわるとともに,皮膚炎抑制作用を有するこれらの薬剤は表皮角化細胞のPAR2を介する炎症増幅システムを制御することが示唆された。
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