研究課題
若手研究(B)
強迫観念とそれによる不安を打ち消すための強迫行動を特徴とした強迫性障害(OCD)へのグルタミン酸神経系の関与を主に遺伝的側面から探った。グルタミン酸トランスポーター遺伝子から、SLC1A1およびSLC1A3を選択し、一塩基置換を合わせて7つ同定し、OCDと健常者においてそのうち4つの遺伝子型の頻度が異なることを発見した。また、血清BDNF濃度を測定し、OCDの方が健常者より優位に濃度が高いことを発見した。画像研究では1H-MRSを用いたグルタミン酸の定量測定を行ったが、今後も検討を要する。
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