研究課題/領域番号 |
20790884
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
今江 禄一 東京大学, 医学部・附属病院, 診療放射線技師 (80420222)
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連携研究者 |
篠原 広行 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (90138488)
関野 正樹 東京大学, 新領域創成科学研究科, 助教 (20401036)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | MRI / 拡散 / 生体内水分子 / 細胞膜機能 / 可視化 / 細胞膜透過率 / ラット / ヒト / 有限差分法 / 非侵襲 |
研究概要 |
本研究では磁気共鳴画像装置より非侵襲的に得られる生体内水分子の拡散情報を用いて,生体内水分子の細胞膜透過率ならびに細胞内拡散係数を推定する方法を提案し,健常ヒトおよび脳梗塞ラットの脳皮質の細胞膜透過率を推定した.推定された細胞膜透過率は健常ヒトでは76±9μm/sec,脳梗塞ラットの梗塞部では58μm/secであり,細胞膜透過率は梗塞部で低下する傾向があった.これは脳梗塞による損傷が細胞膜機能の低下を引き起こす要因であると考えた.
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