研究課題
若手研究(B)
本研究では血管新生阻害剤による肝転移制御機構の解明と,メカニズムに基づいた至適併用スケジュールの決定を目的とした.大腸癌肝転移モデルにおける転移形成前の肝臓でCXCL1の発現がTSU68によって抑制され,その制御には原発巣から分泌されるIL12p40が関与していることが示唆された.すなわち血管新生阻害剤TSU68は転移形成前の転移先臓器の微小環境を変化させることで転移を強力に抑制していると考えられた.
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Cancer Research 68
ページ: 9754-62
ページ: 9754-9762