研究課題/領域番号 |
20791005
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
天野 慎士 浜松医科大学, 医学部, リサーチアシスタント (70464138)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 脳腫瘍学 / 脳腫瘍 / 遺伝子治療 |
研究概要 |
治療に難渋する悪性脳腫瘍に対しての骨髄間葉系幹細胞(mesenchymal stem cell, MSC)/ganciclovir(GCV)を用いた自殺遺伝子療法の研究を行った。ラットC6脳腫瘍細胞に対し、herpes simplex virus-thymidine kinase(HSVtk)を導入したMSC(MSCtk)を用いて治療を試みた。In vitroでは、MSCtk:C6の細胞比率が1:128でも抗腫瘍効果を示し、1:32で完全な腫瘍死滅効果が得られた。培養顕微鏡での観察では、MSCtkが48時間以上生存し、bystander効果が続いていく様子が観察された。In vivoでのラットを用いた研究では、腫瘍縮小効果と、生存曲線の延長が確認された。安全性の確認では、in vitroにおいてneuronおよびgliaの初代培養上にてMSCtk/GCV治療を行ったが、正常脳細胞に対する影響は見られず、in vivoにおいては治療ラットの経時的な組織学的検索を行ったが、正常脳細胞に対する影響は認められなかった。MSCtk/GCV治療は、効果的で安全な治療であると考えられた。
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