研究課題/領域番号 |
20791106
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中井 康友 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (20432479)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 前立腺癌 / 炎症 / 食餌 / 前立腺炎 / PhIP (2-amino-1-methyl-6-phenylimidazo[4,5-b]pyridine) / PhIP |
研究概要 |
マウスに対し経尿道的にLPSを投与することによる前立腺炎の発生は認められなかったため、ラットを用い実験を行った。食肉に含まれる発癌物質であるPhIPを投与したラットに、経尿道的LPS投与の有無での発癌の差異を検討した。LPS投与の有無では前癌病変と考えられる萎縮性病変や異型上皮の発生率に差はなかったが、上皮内癌の発生率はLPSを投与した群で有意に高かった。この結果から、炎症の既往は前立腺発癌のイニシエーションよりもプロモーションに関与する可能性が示唆された。
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