研究課題/領域番号 |
20791122
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
星 昭夫 東海大学, 医学部, 助教 (90453711)
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連携研究者 |
玉木 哲朗 東海大学, 医学部, 准教授 (10217177)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2008年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 再生医学 / 神経因性膀胱 / 血管 / 神経束 / 膀胱内圧 / incontinence / rhabdoshincter / neurovascular bundle / QOL |
研究概要 |
前立腺全摘除術々後合併症である尿失禁や勃起障害は、尿道括約筋(Urethral rhabdosphincter: URS)及びその周囲の神経血管束(Neurovascular Bundle: NVB)の障害が原因である。われわれは筋・血管・神経ユニットへの分化能を有する骨格筋間質由来幹細胞群を発見しており、これらを尿道周囲への自家移植し、URS及びNVBが再生し得るか実験を行った。結果は、URSにドナー由来の横紋筋線維が多数認められた。さらに、NVB内にドナー由来の神経周膜・シュワン細胞や、血管平滑筋・周皮細胞・血管内皮細胞を認め、尿道及びNVBにおいて筋・血管・神経ユニットの再構築を確認した。さらに、尿道機能回復を評価するため尿道内圧を測定し、移植群で有意な回復を認めた。これら結果から、骨格筋間質由来幹細胞移植治療は前立腺全摘除術々後の尿道及びNVBの再生再構築に寄与することが示された。
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