研究課題/領域番号 |
20791226
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
若林 健一郎 北里大学, 北里研究所病院, 研究員 (40348743)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 難聴治療 / マクロファージ / インターロイキン6 / 炎症反応 / 聴力の改善 / 炎症 / 臨床応用 |
研究概要 |
難聴治療に応用するため、音響外傷モデルマウスに対してインターロイキン6阻害剤を投与し、その効果を機能的、組織学的に解析し、機序について検討した。薬剤投与群では非投与群と比較して有意な聴力の改善(機能的効果)とらせん神経節細胞(中枢へ神経刺激を伝達)の変性の抑制(組織学的な効果)を確認した。その機序には炎症細胞のひとつであるマクロファージの関与が示唆された。さらなる詳細な検討は必要だがインターロイキン6阻害剤が難聴治療に応用できる可能性が示された。
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